仲介業者は必要?買主編
メテック代表の有田です。
今回は仲介業者の必要性、メリットとデメリットについて買主さんの立場から考えていきたいと思います。
〇買主に対して仲介業者が行う主なサービス
・買主の利用目的に合う物件の紹介
・売主との条件交渉
・重要事項説明、契約書の作成
・決済の立ち会い
・アフターフォロー
安全な不動産売買を行うには、非常に多くの専門知識が必要になります。
買主さんには様々な購入の動機、目的があり、居住用か事業用か、その利用目的に応じたものを選ぶ必要がありますが、素人が自身でその判断をすることは非常に危険です。
例えば、関係法規の知識が無いと
・マイホームのための土地を購入したが、建築基準法により希望通りの家が建てられなかった。
・店舗用に土地を購入したが、都市計画法によりそもそも店舗が建てられない地域だった。
など、目的に合わない土地を買ってしまうリスクが高まります。
また、取引のスキル、ノウハウが無いと
・隣地との境界トラブルがあった。
・古い建物登記や抵当権が残っていた。
・土地を掘り起こすと、ゴミがたくさん出てきた。
など、購入後にトラブルが起こるリスクが高まります。
仲介業者が買主さんのために行う業務は、このようなトラブルを未然に防ぐことを目的とします。
仲介業者は、買主さんの希望内容、利用目的を十分に聞き取りし、それに合う物件をご紹介します。
そして調査を入念に行い、起こりうるトラブルを想像し、その物件に内在するリスクの告知と解消のためのアイデアを買主さんに提供します。
仲介業者が高いレベルでこの業務を行ったとき、買主さんは安心、納得して購入を決めることができるでしょう。
このサービスを受けることができるのが最大メリットですね。
では、デメリットは?
「仲介手数料を支払わなければならない」
これだけです。
金額は売主と同じ(例外あり)です。
買主さんは仲介手数料支払うことにより、仲介業者から
・不動産取引の専門知識
・物件調査の手間と時間
・安心安全な不動産取引
を買っていると言えますね!
いかがだったでしょうか?売主さんにとっても買主さんにとっても仲介業者の必要性がお分かりいただけましたでしょうか?
最後になりますが、仲介業者を入れずに不動産売買を行うことは絶対にやめましょう。
不動産は高価なものです。
高価なものほどトラブルが起きた時の負担も大きいものです。
特に買主さんにとっては、取引の成否が今後の人生に大きく関わることになります。失敗は許されないのです。
有限会社メテックはその事を常に意識し、お客様に「安心安全な不動産取引を提供すること」を使命と考えています。
これからもお客様の立場に立ったサービスをご提供していきます。