BLOG&COLUMNブログ&コラム
BLOG

買った後に問題が!売主の責任は?

2022/02/21

土地を買ったら、土の中からゴミが出てきた!

中古住宅を買ったら、雨漏りがあった!

 

この場合、売主さんは責任を取ってくれるのでしょうか?

 

答えは、「売買契約の条件による」です。

 

引き渡しを受けた後に見つかった物件の不具合で、告知がなかったもののことを「契約不適合」と呼びます。契約不適合が見つかった時に売主が買主に対して負う責任を「契約不適合責任」といいます。

売買契約書に、契約不適合責任について売主が「負う」と記載がある、もしくは契約不適合責任についての記載がない場合、売主負担でゴミを撤去してもらえたり、雨漏りの修繕をしてもらえるでしょう。

逆に「売主は契約不適合責任を負わない」との記載があれば、売主に対して撤去や補修の請求することはできません。

 

私の経験上、売主が宅建業者でない場合、大半が売主の契約不適合責任を負わない内容になっています。

ですから、買主さんは物件についてできるだけ事前に調べることがトラブルを防ぐことにつながります。

 

土地であれば、以前どんな使われ方をしていたか?地中に埋まっているものはないか?など、売主や仲介業者に尋ねましょう。

中古住宅では専門家に見てもらうことをおすすめします。住んでいる売主も知らない不具合が見つかることがありますし、リフォームや補修の目途もつけることができます。売主の協力が必要なので、仲介業者に尋ねましょう。

仲介業者は「物件状況確認書」を売主さんから記入をしてもらい、買主さんに提示してくれると思います。トラブルにならないためにも、売主さんは嘘偽りなく告知し、買主さんはしっかりと内容を確認しましょう。

 

 

有限会社メテックでは、売主買主双方の不安を解消し、安心で安全な不動産取引ができるよう心掛けています。

不動産売買はメテックにお任せください!