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不動産売買での登記費用はいくらかかるのか

2021/07/01

不動産売買で必要になるのが「登記費用」ですが、複雑でよく分からないという方が多いようです。そこで今回は登記について見ていきましょう。

▼登記とは
登記とは、不動産の権利関係を第三者でも分かるようにする手続きのことです。

きちんと登記することで、「誰が所有する物件か」という権利関係が明確になるので、他人の物件を勝手に売買するなどのトラブルを防げます。

▼登記費用には2種類ある
登記費用には「抵当権抹消」と「所有権移転」の2種類があります。

■抵当権抹消とは
抵当権を消すことです。

ちなみに「抵当権」とは、借主がお金を返済できなくなった場合に、貸主が自由に物件を処分してもいい、という権利のこと。

抵当権抹消登記は売主が負担します。

抵当権が残ったままだと問題が起こります。あなたが所有している物件であっても、金融機関が抵当権を行使するだけで、たちまち競売にかけられてしまいます。

■所有権移転とは
所有権移転とは、不動産の所有者を売主から買主に移すことです。

所有権移転登記は買主が負担します。

▼登記費用はいくらかかる?
一般的に抵当権抹消登記の費用は3,000円程度。司法書士へ手続きを依頼すると、さらに10,000円ほどの費用がかかります。

所有権移転登記には、不動産の価値の1,000分の20の税率がかかります。「相続、法人の合併又は共有物の分割手続き」に関して言えば1,000分の4となります。

ちなみに司法書士へ手続きを依頼すると、50,000~100,000円ほどの費用がかかります。

▼まとめ
登記費用は不動産売買の際に必要になります。登記費用についてご質問やご相談があるかたは、お気軽に当社までお越しください!