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不動産売買の権利証(権利書)を失くしたらどうなる?

2021/10/03

不動産売買の際に発行された権利証を失くしてしまったかた。焦る必要はありませんよ。権利証が失くなった場合でも、自分が不動産の所有者だと証明する方法はあります。

▼権利証とは
権利証とは、誰が不動産の登記名義人であるかを証明する書類です。登記済証とも呼びます。

▼権利証を失くしても焦らず対処しましょう
万が一権利証をなくしてしまっても、権利がなくなるわけではありませんので、ひとまず安心です。

しかし権利証は再発行できないので、大切に保管するのが大前提ですよ。

■登記名義人であることは証明可能
権利証をなくしても、登記名義人であることは証明できます。

そのためには「事前通知制度」または「資格者代理人による本人確認情報の提供の制度」を利用しましょう。

事「前通知制度」とは、郵送で本人確認をすること。

登記してから数日後に事前通知が発送されますが、その後2週間以内に法務局に「事前通知に基づく申し出書」を提出すれば、登記名義人なのを証明できます。

「資格者代理人による本人確認情報の提供の制度」とは、資格者代理人(弁護士や司法書士)に本人確認書類を提出してもらうことです。ただしこの方法は弁護士や司法書士への報酬が必要です。

▼まとめ
権利証なしでも不動産の所有権を証明する方法はあります。失くさないのが一番ですが、万が一の際はお試しください。
有限会社メテックでは不動産の権利証などの書類についてもご相談も受け付けておりますので、ぜひお気軽にお尋ねください。